浄火祭とは 当神社の崇敬者が病気平

癒や試験合格・健康祈願・厄祓い等の諸祈

願をされた1年分の絵馬・帽子・金幣串或

いは返納された紅白串を2月の節分の日

に その年の厄男が皆様に代わり お焚き

上げするお祭りで 『左義長』とは全く趣旨

の違う別の神事です。

 前日まで天気予報がころころと変わりまし

て、お参りの方も傘持参の方が多く見受けられ

神事直前に少しパラツキましたが徐々

に天気は回復し滞り無く神事を斎行するこ

とが出来ました。

 さて 宮司以下祭員と氏子区域から選出

された厄男4名が御神殿で拝礼をし忌火(

いみび)を戴きます

忌火が厄男代表に手渡されるや否や ま

つりの開始を知らせる太鼓の音と共に境内

に設けられた斎場(さいじょう)へと参進いた

します斎場では参拝者が一同を待ち受けま

次に全員がお祓いを受けた後に宮司

が祝詞(のりと)を奏上いたします そして祭

員のすすめる切麻(きりぬさ)にて火炉を清

めた後いよいよ忌火が入ります


祭員一同により大祓詞が奏上されるなか

厄男が皆様の願いを一心に込めて祈願絵

馬や金幣串などを火中に投じてまいります

その後全員が火炉に向かい宮司に合わせ

一拝をし神事を納めます。

神事終了後には持参した通学帽等首から

上に関する物を火呂投げ入れ火をじっと見

つめている子供達が日曜日ということもあり

印象に残りました

 また 境内では敬神婦人会による甘酒も

振る舞われ遠来の参拝者も心暖まるもてな

しに満足そうでした

尚 当日に正月飾りや注連縄・御神札など

を持参される人がありましたが 左義長と

は主旨が異なりますので これらは全てお

断りいたしました