『水無月の夏越の祓へする人は千歳の命延ぶというなり』

                                                                                                   

  
下記は、昨年(平成14年の記録です)

8月4日午後3時30分
 毎日 記録的猛暑が続く中、境内参道西に位置する遙拝所(ようはいしょ)にて氏子総代を始め大勢の 参拝者の見守る中で厳粛の内に『夏越大祓』が執り行われました。
 『夏越大祓』とは 毎年1月1日から6月30日迄の半年間の日々の生活の中で本人が自覚すること無く心と体に付いてしまう罪・穢(けがれ)・災厄を祓い清めて、この暑い夏から年納めまで健康でしかも幸福を得ようとするものです。
 祭典の流れを簡単に説明いたしますと、始めに遙拝所にて大祓詞(おおはらへのことば)を奏上し、祭典を奉仕する神職全員が自らを切麻(きりぬさ)でお祓いします
その後、参列の氏子総代・参列者をお祓いし続いて遙拝所の外にて南向きに立ち天と地をお祓いします
そして神職2名で東西に立ち白い布の両端を持ち八つに裁ち、忌み火から移した篝火にて厄(やく)災(わざわい)をお焚き上げします
その後 先導神職 宮司 神職 役員 参拝者の順に 参進し茅の輪を左右左と三回くぐり拝殿前で拝礼し神事を終えます
また 事前にお申し込み頂いた人形(ひとがた)と一緒に茅の輪をくぐり終え忌み火にてお焚き上げします



 今年の『夏越大祓』10日です