トップページ > 社務所から : よくある質問と回答
皆様から寄せられる質問のうち、よくみられるものを掲載しています。
このページで解決しない質問は、メールや「神職への質問Q&A」にて受け付けております。
各ご家庭の事情により一概には言えませんが、明るく清浄な場所で、正面が南か東を向くようにし、ご家族みんながお参りしやすい場所が最も良いでしょう。また、止むを得ず神棚の上を踏んでしまう場合は、「雲」と書いた紙を上に貼って下さい。
宮型の大きさにもよりますが、三社造り(扉が三つ)では、中央に伊勢神宮のお札をお祀りし、向かって右側に氏神さまのお札を左側にはその他崇敬される神社のお札をお祀りください。また、崇敬神社のお札が多くある場合は、崇敬の篤い神社を手前にするように順番に重ねてお祀りください。一社造り(扉が一つ)では、手前から、伊勢神宮・氏神さま・崇敬神社と重ねてお祀りください。
神棚の設置場所が無いとの事ですが、柱や壁などに貼り付けるということは避けて頂き、箪笥の上など目線よりも高いところを綺麗にして、白布などを敷き、そこへお札を南向きか、東向きに立ててお祀り下さい。そして御供え物も用意して頂ければ尚結構です。また、最近では簡易的な神棚も販売されていますので、是非神棚の設置をお勧めいたします。
新居に新たに神棚を設置されるのであれば、やはりお近くの神職に依頼されまして、入居のお祓いを兼ねて神棚新設のお祓いをされた方がより丁寧かと存じます。
本来は、毎朝お供えをされ、夕刻に一日の感謝のお参り後にお下げします。
一般的に、お酒・洗米・お水・塩をお供えされる方が多いようです。季節(子供の日=柏餅にちまき・お正月=鏡餅など)の初物をはじめ、野菜やお土産等もお供えされると良いでしょう。しかし、臭気の強い野菜は適さないとされています。
神棚からお下げしました神饌は、神様の「お下がり」として感謝の気持ちを込めて御家族で召し上がるのが最も良いです。それには神様のお力をいただく、そんな意味があります。ですから粗末になさらず、傷まないうちに食べられるのが良いかと存じます。洗米は炊飯時に混ぜられるとよいですね。
何かを唱えるのであれば、「大祓詞」や「神棚拝詞」などがございます。唱える場合は『二礼・奏上(唱える)・二礼・二拍手・一礼』という作法になります。
体数の制限というものはございませんが、神棚(宮型)内に納まっていればお祀りして頂いてかまいません。あまり古い御札があるようでしたら、お礼の参拝方々、神社にお返し頂いた方がよいでしょう。
期間の過ぎました祈祷串は、御首の大神様に御礼方々当社にお返し頂くのが一番望ましい姿となりましょう。その際は、拝殿前の賽銭箱の左側に設けてある専用の箱にお納め下さい。しかしながら、諸事情によりご参拝が困難な場合は、当社宛に郵送いただいても宜しいです。また、二月三日(節分)の浄火祭には、皆様から返納されました祈祷串をお焚き上げしますので、ご参拝方々お持ち頂いても良いです。